秋田県 美郷町 六郷のカマクラ(竹うち)

お散歩

六郷のカマクラ(竹うち)

秋田県のカマクラと言えば、横手市のカマクラが「みちのく5大雪まつり」として有名です。
雪を2m以上に積み上げて踏み硬めて中をくり抜いて、水神さまを内部に祀り
子どもたちが七輪、火鉢を入れて、訪れる人々に焼き餅や甘酒を振る舞います。
雪の夜に子どもたちの「どうぞ~入ってたんせ〜」の声だけが聞こえる「静」の祭りです。

同じカマクラと名は付きますが「動」の祭りが、六郷のカマクラ(竹うち)
かまくら畑で、大きな「竹筒」の笛(法螺貝の代わり?)サイレン合図に南軍、北軍の男衆たちが長い青竹を降りまわし激しく打ち合いをする「竹打ち」
年々大人しくなってきていると聞きますが、ヘルメットに保護メガネや水中メガネ、タオルに肩パッド入り装備に防寒具などで完全防御して竹竿でお互いにたたき合い引いた軍が負け。
昔は、竹竿で突きもしてたらしいですが、危険なため禁止になったそう。
でも、竹が割れてささくれて、絡んだら引っ張ったり押したりするから顔や目は危険だ。

初めて見た時はヘルメットにタオルの姿に学園闘争を想像しました(私が子供の時にTVで見たかもです)。
酒入ってるし、寒いから「うりゃ~ おら!」と叫んで打ち合う人も(想像・妄想ですよ)。
3回やるんですが、最後はしめ飾りや神符、門松などをカマクラ畑の中央にまとめ、藁を入れた松鳰(まつにお)に火をつけて天筆を燃やし燃え上がる中での
「うりゃ~ おら!」が始まります、幻想的です、もう暴れん坊の集団です(闘争本能に火がつくぜ!)。

天筆は、願い事を書いた紙です(緑、黄、赤、白、青の順に色紙をつなぎ合わせて作ります長さは好みで2~5メートル)冬の祭り前になると道路に竹竿で大量にはためいています。

秋田県美郷町ホームページより以下の文章をお借りしました(https://www.town.misato.akita.jp/top)

六郷のカマクラ(竹うち)
「六郷のカマクラ」は2月11日から2月15日までの5日間にわたって行われます。この行事は、11日の蔵開き・天筆書初めから、15日の竹うち・天筆焼きまでの一連の催しを指し、昭和57年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。各地の小正月行事が失われつつある中にあって、今なお本来の姿を保ち、住民の伝承意識が高いことから、貴重なものとされています。

この行事は、京都御所で行われていた正月の火祭“左義長(さぎちょう)”の吉書焼きの遺風をうつしたものであり、鎌倉初期に二階堂氏が六郷の地頭となり、鎌倉幕府の“吉書初め”の行事をもたらしたものといわれています。豊作祈願の火祭として700年余りの歴史がある貴重な小正月行事です。

一般社団法人東北観光推進機構より写真をお借りいたしました
(https://www.tohokukanko.jp/index.html)

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